052-853-6615

予防歯科

予防こそがもっとも重要なポイントです

虫歯予防の基本は歯磨きで、虫歯の原因となる歯垢を十分に取り除く歯磨きをする事が虫歯予防法として重要です。

色々な歯磨きの方法が指導されていますが、1日1回でも良いので確実に磨くことで効果はあがります。

また予防歯科は、虫歯や歯周病などの予防だけが目的と考えられがちですが、単に虫歯や歯が疾患しないようにするというだけでなく、病気の進行に応じた処置も含め口腔内全体の健康を増進するといった目的もあります。

歯磨きのポイントとして

歯垢がつきやすく磨きにくい奥歯等を意識し丁寧にジックリと磨くことが予防に繋がります。
また歯と歯茎の境目も重要な歯磨きのポイントです。
この部分はくぼみになっており、非常に汚れがたまりやすい箇所です。

歯ブラシでは磨けない部分は、歯間ブラシ・デンタルフロス・部分磨き用歯ブラシなどの補助器具を使用した虫歯予防をお勧めしております。

シーラントとは

「シーラント」は、奥歯のかみ合う面(咬合面)にできる虫歯の予防方法です。

奥歯の溝は複雑な形をしており、歯が生えたばかりの場合は、汚れが残りやすく、むし歯になりやすいことがあります。

そのような溝をあらかじめ、セメントや接着力のあるプラスチック(レジン)で埋めて、掃除がしやすく汚れが貯まりにくくすることで、むし歯にしないようにするのが、シーラントです。

セメントのシーラントは、エッチング(酸処理)が必要なく、フッ素徐放性です。
ただ、かみ続けることで徐々に外れてしまうことがあります。
シーラントプラスチック(レジン)のシーラントは、エッチングが必要ですが、外れにくいのが特徴です。

生えて間もない奥歯の永久歯(6歳臼歯)は、とてもむし歯になりやすいので、この方法は有効となります。
当院では、患者さまのお口の状態にあわせて、シーラントの種類も含めお勧めいたします。

シーラントは特にお子様の永久歯へ効果的です。
シーラントで虫歯予防を行いましょう

お子様の生えたての永久歯はやわらかく虫歯になりやすいため、シーラントがお勧めです。

「溝が深く歯ブラシの毛先が入りにくい奥歯」や「汚れがたまりやすい前歯」の裏等に処置をします。

4年以上で約60%の虫歯予防効果が認められており、またフッ素塗布との併用によって更に予防効果は高まります。

4年以上で約60%の虫歯予防効果が認められており、またフッ素塗布との併用によって更に予防効果は高まります。

シーラントは歯を削ったりすることなく痛みもありません。
歯の溝の部分をプラスチック等でコーティングするため、安全に高い予防効果があります。

また、多くの場合が保険治療で処置が可能です。
シーラントを行う治療時間は歯一本につき、約5分です。
お子様の虫歯が心配といった方はお気軽にご相談下さい。

シーラントを行う手順について

シーラントを行う前に、まず歯のクリーニングをします。

シーラントを行う前に、まず歯のクリーニングをします。

シーラントを行う対象の歯へ薬剤を塗ります。

シーラントを行う対象の歯へ薬剤を塗ります。

歯の溝へシーラントをコーティングします。

歯の溝へシーラントをコーティングします。

シーラントと歯をくっつくけるための光線を当てます。

シーラントと歯をくっつくけるための光線を当てます。

定期的な歯科医院でのメンテナンス

定期的な歯科医院でのメンテナンス

シーラントは薄くわれやすく、次第にすり減ります。
そのため定期的にご来院をいただき、 予防効果が弱くなってしまわないようチェック・メンテナンスをお勧めいたします。

「シーラントを行う事によって虫歯にならないといった訳ではない」ため、シーラントを行っても引続きご自宅での歯みがき、お母様・お父様の仕上げみがきはやはり重要です。

「シーラントを行う事によって虫歯にならないといった訳ではない」ため、シーラントを行っても引続きご自宅での歯みがき、お母様・お父様の仕上げみがきはやはり重要です。

フッ素塗布

歯の表面にフッ素を塗布することで、歯の質を強くし、虫歯になりにくくする治療です。
シーラントは奥歯の予防処置ですが、フッ素塗布は歯全体の予防処置になります。
この2つの治療を行うことにより、虫歯の予防効果は高くなります。

※フッ素は予防処置ですので、必ず虫歯にはならないというわけではありません。
食べたら磨く習慣をつけるといった、ご自身で虫歯予防を意識することがとても大切です。

費用・注意点等

・治療費 標準料金2,200円(税込)
・治療期間目安2週間
・治療回数目安2回
・注意点・リスクアレルギー反応

専門的な歯のクリーニング・PMTC

当院では専門的な歯のクリーニングとして、「PMTC」を行っております。

PMTCは歯科医院にて行う専門的な歯のクリーニング方法で、
「Professional (専門家が行う) Mechanical(機械的な) Tooth(歯の) Cleaning(清掃)」の略です。

PMTCには以下のようなメリットがあります。

PMTCのメリット

むし歯の原因となる細菌バイオフィルムの破壊をします
歯周病・歯肉炎の予防にもなります。
健康で綺麗な歯を保ちます
口臭の予防、歯の着色や汚れが除去され、本来の白い歯となります。
歯質の保護・強化
歯の表面へフッ素を塗ることで歯を強くします。

毎日ご自宅でしっかりと歯磨きを行っているつもりでも、歯ブラシの届きにくい場所や汚れがたまりやすい所ができてしまい、完全に歯垢を落とすことは困難です。

こういった汚れや歯垢について、除去しづらい部分や歯の表面等へ綺麗にクリーニングを行います。
またPMTCは煙草のヤニ等にも効果的で痛みもなく、比較的短時間で終わります。

PMTCの流れ

口腔内の確認

口腔内の確認

お口の状態(歯や歯肉)を確認します。
歯磨きができていない箇所や磨きにくい箇所についてチェックします。
歯石がある場合には予め取り除きます。

研磨ペースト注入・歯のクリーニング

研磨ペースト注入・歯のクリーニング

研磨ペーストを注入・塗布し、歯の表面・裏側・歯と歯の間・ 咬合面を専用の機器にて清掃・研磨します。
歯の表面や根元の部分は回転ブラシやカップ等で磨きます。
細かな部分まで綺麗に清掃を行い、歯と歯の間の汚れはフロスも使用し汚れを除去します。

フッ素化物の塗布

フッ素化物の塗布

仕上げとして歯の表面へフッ素を塗り、むし歯の予防を行うと共に歯を強くします。

ご自宅でのケアについてのご説明

ご自宅でのケアについてのご説明

歯磨きがあまりできていなかった部分やご自宅でのブラッシング方法等をご説明します。
また患者様に合ったホームケアのための道具、デンタルフロスや歯間ブラシ、電動歯ブラシの使い方についてもご説明をいたします。

費用・注意点等

・治療費 標準料金5,500円(税込)
・治療期間目安1日
・治療回数目安1回
・注意点・リスクなど歯のしみと歯ぐきの出血の可能性

定期健診

歯のまわりの組織の健康は、プラーク中の細菌から作り出される攻撃力と体の防御力(免疫)のバランスが保たれた上で成り立つと考えられています。

つまり、体の防御力よりも細菌が作り出す力の方が強くなってしまった場合に、歯周病になります。
また、重い病気で体の防御力が低下したときにも歯周病が起こることがあります。

そこで、ご自宅での歯磨き以外に年に2回程の定期的な検診をお勧めします。
普段気付かない口内の検診を行う事で虫歯等の早期発見につながります。
定期検診では以下の項目を確認いたします。

  • 1.歯ぐきのチェック
  • 2.はみがきのチェック
  • 3.虫歯のチェック
  • 4.歯周病のチェック
  • 5.歯石や歯垢の除去

細菌数のコントロール

細菌の数を少なくするには、普段の歯磨きに加えて、専門家による定期健診やクリーニング(PMTC)を併せて行っていくことが、とても効果的です。

免疫力の保持

栄養のバランスがとれた食事・規則正しい生活をする事が大切です。
血液疾患や糖尿病のような体の病気、喫煙、ストレスなどは、体の防御力を低下させる(=歯周病を悪化させる)原因として考えられています。
歯の周りの組織も体の一部と考え、体全体の健康に気を配ることが必要です。

歯周病について

現在、日本人の成人の80%が

歯周病とは、歯茎・歯を支える骨などの組織が、歯周病菌に感染し炎症をおこす感染症のことで、歯肉の炎症による出血・腫れが起きる歯肉炎と、歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎に大別されます。
一般的によく言われている歯槽膿漏は成人性歯周炎のことで、歯周病はその症状・病態によって複数の種類があります。

歯周病は、歯の表面につくプラークが原因で起こる病気です。
長く放置をすると、口臭や歯茎の腫れ・心内膜炎・肺炎、妊婦の方では早産や低体重児が生まれてしまったり、動脈硬化や糖尿病を引き起こしたりと、歯周病の影響は全身へと大きく広がってしまう危険性があります。

また歯周病の危険因子には肥満と喫煙があり、歯周病になるリスクが肥満では3〜8倍、喫煙では2〜4倍になると言われています。

  • 「家族に歯周病で歯を抜いた人がいる方」
  • 「最近おなかが出てきた方やたばこを吸う方」
  • 「ここ数年、歯科医院で歯のクリーニングをしていなく、歯磨きが十分でない方」
  • 「歯磨きをすると歯茎から血が出る方」
  • 「歯がグラグラする方」
  • 「口臭がひどい方」
  • 「歯茎が腫れている方」
  • 「糖尿病の方」

上記に該当する方は歯周病の危険度が高いため、歯科医師の診察を受けた方が良いと考えます。
不安な方も一度、相談も兼ね検診に行く事をお勧めいたします。

■当院では歯周病に有効なデンタルプロという歯ブラシを使用して、ブラッシング指導を行っています。
ご自宅での使用により、歯周病を改善することができます。

■また歯周病の治療に効果の高い、ご自宅ケア用の歯みがきジェルを販売しております。
口臭改善にも効果的です。

診療のご予約
初診の流れ
治療費用一覧
Menu
  • 痛みに配慮した治療
  • 当院の感染症予防対策
  • マウスピース矯正
  • 審美歯科
  • オーラルエステ
  • 歯周病治療
  • 予防歯科
  • 特殊義歯
  • 一般歯科
  • 親知らず
  • 歯ぎしり
  • 小児歯科
  • 医療費控除
  • トップページ
ブログ
歯科治療 無料相談
当院の治療について
佐伯歯科院長への一問一答
よくあるご質問
携帯サイト
052-853-6615
ページ
最上部へ
TOP
PAGE
無料
メール
相談