










2026年03月24日
患者様が不安のないよう、治療計画について丁寧なご説明を重視しています。
今回も、名古屋市昭和区の歯医者 佐伯歯科の院長 佐伯薫が
皆様に役立つブログ記事をお届けいたします。
今日のテーマは「歯根髄炎って知ってますか?」です。


けれど、歯がズキズキ痛んだり、噛んだときに奥のほうまで響いたり、
「なんとなくこの歯、変だな」と感じるとき、
その背景にあるトラブルのひとつとして知っておいていただきたい言葉です。
歯の中には神経や血管が通っている大切な組織があり、
それが炎症を起こすと、じっとしていても脈打つような痛みが出たり、
冷たいものや熱いものに過敏になったりします。
いわば、歯の内側で「もう限界です」と小さな悲鳴が上がっている状態です。
もちろん虫歯が進行して神経に近づけば、炎症が起きやすくなります。
でも実際の診療では、「そんなに大きな穴は見えないのに、強く痛む」というケースもあります。
そのとき、見落とされがちなのが、日々の食いしばりです。
仕事中に集中しているとき、車を運転しているとき、眠っている間。
私たちは思っている以上に、無意識で歯に強い力をかけています。
この食いしばりが続くと、歯の根のまわりや内部の組織にじわじわと負担がかかり、
炎症を引き起こすきっかけになることがあるのです。
「え、食べカス?」と思われるかもしれませんが、歯と歯の間や、
歯ぐきの境目、詰め物のまわりに入り込んだ小さな食べカスは、
長くとどまることで細菌の温床になります。
そこから炎症が起き、歯ぐきが腫れたり、
歯の根のまわりに負担がかかったりして、
結果的に歯の内部のトラブルへとつながっていくことがあります。
たったひと粒のゴマや、お肉の繊維のような小さなものでも、
場所によっては思いがけない痛みの引き金になるので、侮れません。
さらに、歯の痛みを語るときに、ぜひ知っておいていただきたいのが筋肉の硬直です。
歯が痛いと、私たちは無意識にその側をかばいます。
すると、顎のまわりやこめかみ、首すじまでギュッと力が入り、筋肉が硬直してしまうことがあります。
この筋肉の緊張が強くなると、今度は「本当の痛みの原因」がわかりにくくなるんですね。
歯が原因なのか、筋肉由来の痛みも重なっているのか、あるいはその両方なのか。
患者さんご自身も「歯が痛い気がするけど、顎全体がおかしい感じ」と表現されることがよくあります。
つまり、歯の炎症がきっかけで、
筋肉まで巻き込んだ“顔まわりの痛み”に広がってしまうこともあるのです。
こうした状態になると、
ただ痛み止めを飲んでやり過ごすだけでは、なかなか根本的な解決にはつながりません。
そういったことを丁寧に見極めることが大切です。
場合によっては、歯の神経の治療が必要になることもありますし、詰め物の調整や、
歯みがきの仕方の見直し、食いしばり対策としてマウスピースを検討することもあります。
歯根髄炎という言葉は少し専門的ですが、
要するに「歯の奥の大事な部分が炎症を起こして、かなり困っている状態」だと思ってください。
そして、その背景には虫歯だけでなく、
食いしばりや食べカス、筋肉の硬直といった、日常の小さな積み重ねが潜んでいることがあります。
だからこそ、「ただの疲れかな」「そのうち治るかな」と軽く見ずに、
少しでも気になる痛みや違和感があれば、早めにご相談いただきたいのです。
歯は、黙って頑張り続けて、最後に急に怒るタイプです。
静かなうちに気づいてあげることが、いちばんのやさしさかもしれません。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね。
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