

2025年10月17日
患者様が安心できるよう優しい治療に配慮した
名古屋市昭和区【佐伯歯科医院】院長の薫です。
今日は、秋の味覚の代表格、サンマと栗を主役に、
「歯とのつきあい方」についてお届けします。
秋といえば、金木犀の香り、食欲の暴走、
そして…歯にトラブルを起こすあの食材たち。
「美味しい秋」には、じつは「歯にとってちょっと困った秋」も隠れているんです。
焼き立ての香ばしい匂いに誘われ、かぶりついた瞬間…「あっ、銀歯が取れた!」なんて経験、ありませんか?
じつはサンマに限らず、魚の骨は銀歯や詰め物にとって“トラップ”になることもあるんです。
ホクホクの甘さに秋を感じるものの、栗ごはんに入っているちょっと硬めの栗や、
甘栗の薄皮が歯と詰め物の間に入り込んで、地味にトラブルを引き起こすケースもあります。
つまり、「秋の味覚=やわらかい」と思ったら大間違い。
噛みごたえがあるものが多い=歯や歯ぐきに負担がかかりやすい季節でもあるのです。
サンマを食べた後に「なんか噛むと違和感が…」という方、案外多いです。
原因のひとつは、小骨が詰まったままになって炎症を起こすこと。
もうひとつは、詰め物や差し歯がグラグラになるきっかけを
骨が作ることです。
対策は以下の通り:
銀歯が外れてしまった場合、「とりあえず瞬間接着剤で…」はNG!
すぐに歯科医院へお越しください。無理やりくっつけた結果、歯にダメージが残ることもあるのです。
栗は自然の甘さが魅力ですが、実はこの“甘み”、虫歯菌にとっても魅力的。
甘栗やモンブランなど、加工された栗製品は糖分がたっぷり。
それに加えて、栗の繊維は歯の隙間に詰まりやすく、磨き残しの温床になりがちです。
そこで、栗を楽しみながら虫歯予防するポイント:
美味しい秋を堪能したあと、鏡の前で「栗のかけら、まだいるじゃん!」と気づく前に、
ちょっとだけ意識するケアが大切です。
「秋の味覚は歯に悪いの?」と聞かれたら、答えは「悪くないけど、油断は禁物!」。
サンマの骨も、栗の繊維も、ちょっとした工夫とケアで“敵”から“味方”に変わります。
さらに、秋は行事ごとやお出かけも多いシーズン。
人と会う機会が増えるからこそ、口元の印象にも気を配りたいところ。
定期検診やクリーニングで、しっかり噛めて、きれいに見えるお口づくりを始めましょう。
焼きサンマを笑顔でほおばるその瞬間。
その裏には、目立たぬ努力とケアがある――
秋の味覚を、歯と上手につきあいながら楽しんでくださいね。
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